このブログをはじめて、かなり一気に書きたいことを書き綴っています。
カスタマイズって楽しいんですよね。
コツコツと自分なりにブログを創り上げていく感覚が何とも言えず楽しい。
そんな私のカスタマイズ好きの原点となったのが、『伝わるデザイン』というサイトとの出会いです。
大学4年生の5月。
理学部の地球惑星科学科というところに在籍していた私は、初めて学会に参加しました。
自分自身は研究発表などはしませんでしたが、色々な口頭発表やポスター発表などを聴きに行って気づいたのは、
研究発表は見た目が8割
ということでした。(ずいぶん使い古された言葉。笑)
どんなにいい発表でも、パワーポイントやポスターのレイアウトがごちゃごちゃしていると、全然発表内容が入ってこない。
逆に、難しい発表でも、レイアウトがすっきりしていると、なんとなく伝えたいことが伝わってくる。(わかった気になるという危険性もある。)
学会が終わり大学に戻った私は、「研究発表 デザイン」で検索をかけました。
その時に出会ったサイトが、この『伝わるデザイン』です。
私の大学4年生~大学院生時代の研究発表は、このサイトとともに歩んだと言っても過言ではないくらい、本当に思い出深いサイトです。
これまでは気にしていなかった、パワーポイントのフォントの選択やレイアウト、グラフの見せ方などなど。
そして、伝える相手のことを常に念頭に置くこと。
自分が研究発表をする上で知っておくべき「デザインのいろは」が、ここにはありました。
(書籍化もされました。)
伝わるデザインの基本 よい資料を作るためのレイアウトのルール
- 作者: 高橋佑磨,片山なつ
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2014/07/03
- メディア: 大型本
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それからは、この『伝わるデザイン』に基づいて、研究発表のパワーポイントを作る時にも、フォントを変更したり、見出しを変更したり、グラフを作ったり…とありとあらゆるカスタマイズをするようになりました。
研究発表の神は細部に宿る
そう思い、研究発表のパワーポイントが一つの「作品」として仕上がっていくことに幸せを感じ始めたのがこの頃です。
そして、地球惑星科学科の中で私についたあだ名は「微調整の鬼」です。笑
高校教員となった現在も、板書やプリントづくりなどは、レイアウトやフォントにできる限りこだわるようにしています。(まだまだ修行中ですが…)
「内容がよければレイアウトなんて関係ない」
「わかりやすいプリントをつくるのは生徒を甘やかすだけだ」
そう言われたこともあります。
でも、伝える相手(生徒)のことを考えれば、「内容と見た目どっちも大切にしたい」というのが私のわがままな考え方です。
その分プリントづくりには時間がかかりますが、生徒が一人でも「わかりやすい」と言ってくれれば、またレイアウトやフォントにこだわりつつ、ちまちまと作ってしまうのです。
…こうやってカスタマイズにはまっていくのですね。笑
このブログもまだまだカスタマイズしていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします!!